RISEクリエーション代表伊藤隆インタビュー 「なぜこのタイミングでRISE NORTHを開催するのか?~東京でも大阪でも超満員。この熱を北海道にも届けたい」 インタビュアー布施鋼治(スポーツライター※札幌出身)

──今まで北海道ではこの地域で唯一定期的なプロのキックボクシングイベントとして存在している「BOUT」でRISEの公式戦やランキング戦を組んできました。しかし、今回は「BOUT」ではなく、「RISE NORTH」。なぜこのタイミングでRISE初の公式大会を北海道でやろうと思ったのですか?

伊藤 ずっとBOUTを見てきた中で、現地の選手が育ってきたというのが大きいですね。RISEは去年から「WORLD SERISE」がスタート。今年7月、エディオンアリーナ大阪で行なった初の関西大会は超満員札止めの大盛況で終わりました。福岡では以前から「RISE WEST」を定期的に行なっている。RISEの熱い流れを北海道に持っていきたい。

──地方ではRISE WESTに継いで2番目の開催となります。やっぱり北の都・札幌でずっと公式戦をやってきたという思い入れもある?

伊藤 そうですね。札幌でRISEの熱をさらに広めたいという思いもありますね。

──構想としていつくらいからRISE NORTHを温めていた?

伊藤 数年前からだけど、これはRISEだけではできない。現地のBOUT実行委員会とも協力しあいながらやっていかなければならないことなので。幸い今年のWORLD SERIESでは那須川天心以外の沢山のスターが誕生した。機が熟したタイミングだったというのもありますね。

──どんな大会になってほしい?

伊藤 東京のRISEカラーをそのまま出さないとダメ。BOUTのカラーのままなら、BOUTになってしまう。なので大会演出、煽りVといった部分はチェックしていこうと思います。

──これまでのBOUTにはなかったRISEならではの演出の部分が色濃く出てきそうですね。

伊藤 BOUTと全く同じだったら、やる意味がない。大会ロゴだったり、演出だったり、大会そのものの作り方だったり。大会ポスターのデザインもRISEのナンバーシリーズのデザイナーに発注しています。

──北海道では過去になかった価値観の格闘技イベントが誕生しそうですね。

伊藤 やるべきことはやります。ひとりひとりのお客さんに対して完璧に満足させることは難しいかもしれないけど、満足に近い状態に持っていく努力はしないと結果はついてこない。だからこそRISE NORTHのカラーは極力ナンバーシリーズのそれに近づけます。

──試合が近づくにつれ、どんどん対戦カードが発表されています。現時点では誰に注目しますか?

伊藤 拓也選手と畑中健太選手には注目しています(今回拓也は津田鉄平と、畑中は吉田敢と対戦)。この間拓也選手は負けてしまったけど、すごくいい試合だったと思う(今年7月5日のRISE133で結城将人に判定負け)。そうした中、山川賢誠がどこまでやるか。今回はタイ人との対戦(元タイ国北部王者のクワート・スラチャット)になったけど、どんなふうにRISEらしい試合ができるのか。興味深いですね。あとは安斎宙、谷村愛翔といった北海道の若手が一気にアピールできるかどうか。北海道の選手は東京の選手と交わったり、国際戦になった時、今まで以上の輝きを出せるかどうかが問題になってくる。

──伊藤代表から見た、北海道在住の選手の課題は?

伊藤 厳しい言い方をすると、東京の選手に比べると総じて志が低い。仮に東京で試合をするにしろ、試合をするだけで満足するだけではなく、北の大地から津軽海峡を渡ってガッと稼いで故郷に錦を飾る。そのくらいの気持ちを持った選手がほしい。

──確かにギラギラした選手は少ない。

伊藤 みんなこじんまりとまとまっているんですよ。品行方正。もっとギラギラしていいと思う。いい子ちゃんで終わっている。

──北海道出身としては耳の痛い話です。

伊藤 目の前に壁があると「もういいかな」となってしまうんですかね。壁は乗り越える為にあるのに。

──RISEナンバーシリーズにも参戦したAKINORI選手も引退してしまいましたからね。ところで今大会は‪北海道進出第1弾を記念して、那須川天心選手がゲストとして来道すると聞いてます。これは北海道の格闘技ファンにとって大きなニュースです。

伊藤 ハイ。RISEにとっては初の北海道進出なので、プロモーションの象徴となる那須川天心をゲストで呼びたい。会場の観客収容人数は800人弱なので、すぐ売り切れてしまうんじゃないですか。いや、大阪のように爆発させないといけないでしょう。

──記念すべき第1回大会ですからね。是が非でも成功させないといけない。

伊藤 結局は出場する選手たちが何を見せられるかにかかってくる。我々は場を提供することはできるけど、そこは一番重要なポイントだと思います。選手ため、北海道のファンのためのイベントにしたい。


【RISE NORTH】

▼日時:
2019年11月10日(日)
14時開場 14時30分オープニングファイト開始 15時本戦開始

▼会場:
ホテルエミシア 3F パレスホール
(地下鉄新さっぽろ駅9番出口より徒歩1分 JR新札幌駅徒歩3分)

▼主催 BOUT実行委員会
▼認定 RISEコミッション
▼協力 RISEクリエーション

▼チケット料金
VIP席30000円 SRS席12000円 RS席8000円 A席6000円(当日1000円UP)

チケット販売所
チケットぴあ 0570-02-9999 http://pia.jp/t/
Pコード 843-705     (ぴあカウンター、セブンイレブン各店)
ローソンチケット 0570-084-003 http://l-tike.com
Lコード 12762 (ローソン店頭ロッピー)
BOUT実行委員会011-562-3291 http://bout.jp/
各出場選手所属ジム

発表済みカード
フェザー級3分3ラウンドEX1R
山川賢誠(kickboxing Academy Sapporo/フェザー級7位)
vs
クワート・スラチャット(元タイ国北部スーパーバンタム級チャンピオン)

フェザー級3分3ラウンドEX1R
津田鉄平(新宿レフティージム/フェザー級10位)
vs
拓也(蹴空ジム/バンタム級6位)

スーパーライト級3分3ラウンド
畑中健太(蹴空ジム)
vs
吉田 敢(Bring it onパラエストラAKK ※恵庭出身)

フェザー級3分3ラウンド
熊谷麻理奈(WSR札幌/J-GIRLフェザー級3位)
vs
ト・ジウン(J GYM/アジアムエタイチャンピオンシップ銅メダリスト)

54KG契約3分3ラウンド
がんばれ!ふるかわくん(GRABS)
vs
平賀正孝(TEAM URESPA)

54KG契約3分3ラウンド
谷村愛翔(kickboxing Academy Sapporo/ P´s Lab札幌)
vs
加藤真(魁塾)

他、数試合予定

ゲスト
那須川天心(TARGET/Cygames ※RISE世界フェザー級チャンピオン)